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ブログ更新【水分補給と筋膜】

2022.07.20

こんにちは。トレーナーの田中です。

すっかりと夏になりましたね!!皆さん、水分補給はしっかりとできていますか?

スプリングでは皆様にこまめな水分補給を推奨しております。夏の脱水予防はもちろん、一年を通して日ごろの水分補給は非常に大切になってきます。

今回は夏だから水分補給の話をするのではなく、日常的な水分補給と体の関係に目を向けていきたいと思います。

まず、水分補給というとどんな水分を思い浮かべるでしょうか?スポーツドリンク、緑茶、麦茶、コーヒー、水、etc…

カフェインが入っていると利尿作用がある。けどカフェイン耐性があれば問題ない。スポーツドリンクには電解質が入っているけど糖分が気になる。ジュースの果糖は?お味噌汁の水分は?などとなってくると栄養や個人の生活習慣等のお話も絡めていかないといけないため、今回の水分とは純粋な“水”とさせていただきます。

体は約60%の水分でできていると聞いたことがあると思います。血液、リンパ液、はイメージしやすいかと思いますが、その他にも間質液と呼ばれるものや、細胞内液と呼ばれる細胞が元気でいる為の水分などがあります。先の血液やリンパ液、間質液は細胞外液と呼ばれ、細胞の外に存在する水分となります。体液という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これらの総称が体液と呼ばれます。

これらの体液はもちろん、純粋な水ではなく、沢山の栄養が含まれています。その栄養がエネルギーとして代謝されれば上昇した体温を下げるために汗をかいたり、不要な老廃物は尿として排泄されたりと代謝を繰り返しています。その都度、体から水分が抜けていきます。

そういった目に見える水分の失われ方はイメージがしやすいと思いますが、体感や視覚的に分からなくても呼吸や皮膚から水分が抜けていく不感蒸泄と言った作用があります。寒い日に「はぁー」っと息を吐くと白くなったり、ランニングや激しいトレーニング後に体から湯気がでるのを見たことがある方もいるかと思います。そういったことが、視覚的に確認できなくても常に体から水分を蒸散しています。それを不感蒸泄といい、不感蒸泄だけで1日1リットル前後の水分を使うと言われています。更に排泄(尿・便)で約1.5リットル、日常生活での活動による発汗などを考えると1日3リットル程の水分が体から出ていくことがうかがえます。運動をしている方や、暑い夏の環境などを考えるともっとです。

ここで出ていく量がわかったので、「じゃあ1日3リットルの水分補給をすればいいのか」と言いたくなりますが、水分補給以外でも体は水分を摂取したり、水分を作り出しています。それが食事です。

スープ類はもちろん米や野菜、肉、魚、などどんな食べ物にも水分が含まれており、食事で摂取できる水分は1日700ml程。又、燃焼水といって食べたものがエネルギー変換されると約300mlの水分が作り出されると言われています。1日3食しっかりと摂れていれば約1リットルの水分を食事から得ることができます。

余談ですが、スポーツの現場ではどうしても熱中症になってしまう子と出逢います。経験上、熱中症になってしまう子は朝ごはんを抜いてしまっている事がほとんどです。

なので、水分補給として摂取していきたい量は少なくても2リットルです。運動や外仕事をする方などは更に摂取する必要があります。

よく「水太りしそう」「ムクんじゃいそう」と言う事を聞きますが、余分な水分は汗や尿として出ていきますし、ムクんでしまうのは水分補給が足りていない状況がほとんどです。

では、水分の摂取量が低いと体にどんな影響があるのか、今回のテーマにそった内容でみていきます。

まずはお肌(皮膚)。この時期、日焼けをして皮が剥がれてイタタタタ…なんて経験はありますか?その剥がれた表皮、剥がれてすぐはフニャフニャで柔らかいですが、時間が経つとパリッと硬くなります。剥がれてすぐは水分を含んだ状態ですが、体から離れた後は乾燥が進む為、時間と共に硬くなっていきます。皮膚が体の一部として存在している間はそれだけ水分を含んでいるということです。

皮膚は体を覆う膜です。弾力があって柔軟な膜をまとった体と、弾力のない硬い膜をまとった体ではどちらがどちらが動きやすいかイメージがつくかと思います。それを皮膚で例えましたが、体の中には沢山の膜があります。体は膜の集合体といっても過言ではなく、最近よく聞く筋膜もその一つです。先程の皮膚のように、こういった膜も水分の影響をとても受けます。膜自体の弾力はもちろん、冒頭で話した体液も膜同士を潤滑に動かすために必要な水分です。

こういったことから体をスムーズに動かしていくために、水分はとても重要な役割を担っています。がんばっている運動もケアも、水分摂取がしっかりとできた土台の上の方が良さそうですよね。

是非これを機に、日頃の水分補給に目を向けてみてください。